皆さんのご存知のとおり,福島県には多くの山があり,森林があります。
この体験ツアーでは,夏に行った「会津高原 森林の楽校」の取組からの展開の一つとして,今度は浜通りをたずね,いわきの森林の保全や,それに携わる人々の状況,いわきにおける市民による森の手入れ・管理の現状,いわきで市民が森に親しむ方法の体験学習などを実際に訪れて見学し体験しました。併せて,そうした活動に力を入れて取り組んでいる「NPO法人 いわきの森に親しむ会」の運営方法を学びに行きました。
当日は下草刈りという終わりの見えない地道な作業もありましたが,やはり驚くのは森を作り,森を保つことの大変さです。これまでに訪れた南会津町田島の林業の現場と比較しても,新しい発見の多い企画となりました。
【日程】:平成27年12月12日(土)
【訪問先】:NPO法人いわきの森に親しむ会(湯の岳山荘内)
【参加者】:学生19名、教職員5名(福島大学,東日本国際大学,会津大学短期大学部,福島工業高等専門学校)
まずは福島高専で行った交流会で,参加者が互いに自己紹介 |
森の再生のたいへんな理由を,現地で確認 |
森づくりのためには重要な下草刈りを体験しました |
湯の岳の空間線量を見ながら,風評被害のお話を拝聴しました |
炭焼きの窯を見学しました |
お疲れさまでした |
なお,この企画は福島工業高等専門学校コミュニケーション情報学科の学生さんが,当日昼の交流会など,全体の行程を検討・設計しました。森林保全のために現地で活動される皆様との調整もまた,今回の取組の大きな成果となったのではないでしょうか。
参考:会津高原 森林の楽校を開催しました(15/09/03)