ベンチャー創出・育成

UNIVERSITY START-UP

事業概要

 政府の「スタートアップ育成5か年計画」には「1大学1エグジット運動」も盛り込まれ、大きなポテンシャルを秘めた地方の大学発スタートアップは一層重視されています。 
 アカデミア・コンソーシアムふくしまでは平成29年度より起業家創出事業を開始し、令和3年度より「大学発イノベーティブ・ベンチャー創出事業」として、大学からのスタートアップを推進して参りました。
 この取り組みはシーズ発掘に始まり、試作開発、知財戦略、経営相談等、まさに“End to End”で支援するものです。これまでに7社の法人化を含め、一定の成果を挙げて参りましたが、真の事業化や社会実装・地域経済への貢献には課題があります。
 ACFでは今後とも各種支援の充実、特に新しいビジネスニーズと技術シーズとのマッチングなど、起業・社会実装へのサポートを強化して参ります。
 新たなフェーズに入っていく令和5年度は、プログラムを一層充実させ、体制を整え、ふくしまの産学官による総合力で、大学発スタートアップのエコシステム確立に、さらに挑戦します。

事業体制

大学発ベンチャー創出・育成プログラムの全体イメージ

大学発ベンチャー創出・育成プログラム各種支援について

  • 〈試作開発支援〉

     研究成果と事業化との間のギャップを埋めるための試作品の開発、仮説検証のためのデータや、PoCを得るための研究についての資金を支援しています。

  • 〈知財戦略支援〉

     ベンチャーとして市場で勝てる知財戦略を支援しています。
     弁理士等の経験豊富な知財専門家が対応し、ニーズに合わせた柔軟なサポートを行いますので、知財に関するお悩みやお困りごとがある場合は、お気軽にご利用ください。

  • 〈経営相談支援〉

     業績改善、財務分析、人材強化等、経営課題の解決に向けて、地域の支援機関等が状況に合わせた柔軟なサポートを行い、事業の発展を目指します。