福島の子どもたちに笑顔を届けたい。そのような思いを胸に，福島市内の福島大学，福島県立医科大学，福島学院大学，桜の聖母短期大学の学生たちが５月から取り組んできた「ふくしまキッズ博」も，いよいよ今年度最後となる活動となりました。
当日は回を重ねるごとに進化している創作あそびのコーナーと，昨年に引き続きステージパフォーマンスの運営を行いました。前者では初めての試みとなる紙皿を用いたクリスマスリースを，子どもたちが作りやすいような工夫をし，子どもたちと共に作り上げていきます。後者は着ぐるみの中にも学生が入り，不慣れながらも他の学生と共にステージパフォーマンスを行いました。途中からは福島県の復興シンボルキャラクターであるキビタンも飛び入り参加をするなど，盛り上がりの絶えない一日となりました。
【日時】：平成27年12月20日(日) 10時00分～15時00分
【会場】：福島県営あづま総合体育館
【参加者数】：学生，教職員24名（福島大学，福島学院大学，桜の聖母短期大学）
終了後の学生から寄せられた声の中は，保護者からこのような機会があることがありがたいという言葉をもらい，やりがいを感じたという意見や，来年も継続して参加をしたいという意見など，前向きな声ばかりでした。また，今年で卒業となる学生たちからも就職後に役立てていきたい経験であるという声が寄せられました。
今後も調整がまだ残されていますが，彼らの高いモチベーションに応えられるよう，大学のみならず企業，自治体との連携を深め，次年度の実施に向けて取組を進めていきます。
